4月は別れの季節

 

4月は別れの季節

 

 

 

4月は人の異動が多い時期です。当社でも二人の仲間とお別れすることになりました。ベトナムから来ていたタムさんとゴアンさんです。二人は3年前、日本への就業プログラムに応募し、当社に来てもらうことになりました。

 

日本ではなかなか良い人を集められないので、どうしたものか?と思案し、まじめな国民性と仏教国で日本的な感覚が近いと思われたベトナムから人を採用したのです。このプログラムは、期間が3年間と決まっているため、この度、二人は帰国することになりました。

 

ほとんど日本語が理解できない二人のために教育係を決め、手探りでなんとかコミュニケーションをとっていくうちに、だんだん日本にも仕事にも慣れてくれて、二人は貴重な戦力になってくれました。辛かったこともあったと思います。何度も涙を流していたことがありました。でも、「日本での暮らしはどうだった?」と訊くと、二人とも「日本、大好き。みんな、やさしかった」と言ってくれました。そして、「帰りたくないよ。もっと日本にいたい。このまま京都パイルで働きたい」と言ってくれたんです(感激!)。

 

タムさんの一番の想い出は、去年、会社の皆で出た宇治のスイーツマラソン。「タスキを皆で繋いでゴールしたのが楽しかった!いろんな人が応援に来てくれた!」なんと彼女は日本に来てからジョギングを始めて、仕事が休みの日はジョギング練習をして、今年の1月にあった久御山マラソンで5位入賞を果たすまでになりました!すごい!

 

ゴアンさんの一番の想い出は、教育係を担当した専務と江口さんが連れて行ってくれたスキー。「雪がいっぱいあったよ!スキー、最初は難しかったけど、できるようになった!」彼女は桜の花も大好きで、桜を見に名古屋城大阪城にも行ったそうです。行動力あるなぁ!

 

二人が京都パイルに来てくれて良かった。帰国しても元気で幸せに!いつでも京都パイルに戻ってきてね!