京都パイルブログを再開します。
いよいよ平成最後の年がやってきました。
皆様いかがお過ごしでしょうか…
そんな中、京都パイル なんと繊研新聞に
掲載されました。
記事出典:繊研新聞2019年1月9日版
京都パイルのストロングポイントが書かれています。
内見会にお越しくださった方は製品の見覚えがあるかもです。
〇 二重植毛
従来では植毛堅牢度の低下がネックだったが、
単色品と同等の堅牢度を実現。
〇 水分吸収力の強い生地への植毛
親水性の高い生地の水分吸収力は水溶性
バインダーにとっては植毛堅牢度の低下
を招く大きな要因だったが、生地の前処理
の改善と加工方法や材料選びに新たな
アプローチを加えた。
〇 撥水性の強い生地への植毛
撥水性が強すぎてバインダーが浸透せず
植毛堅牢度の低さがネックだった高密度タフタ
等だったが、高浸透性のバインダーの使用と、
生地の前処理の改善によって大幅な堅牢度の
改善が可能になった。
〇 多色植毛
一度の加工に一色という常識を払拭し、違う色
のパイルを同時に加工し、安定したグラデーション
加工を実現、また今までは良くないとされていた
反対色同士のMIXパイルをあえて使用する事で
今までに無いシャンブレー調のフロックに仕上がった。
〇 Total frock factory
パイルの製造から、植毛、仕上げ整理までフロック
加工の総合企業としての強みを存分に発揮し、
内地向け衣料の製造だけでなく、輸出向け衣料、
工業資材用途の加工、建材等の様々な製品を
作っている。
〇 GROUP
協力企業と共に考え、悩み、試行錯誤を繰り返す。
そんな仲間たちと共に常に新しい物作りを続けて
これまで来ました。そしてこれからも色んな業種、
色んな世界の方たちと歩き続けていきたいです。
記事内で語られている概要はこんな感じです。
今後も京都パイルは常に新しいモノ作りに注力していきます。
このブログではそんな試行錯誤のなかにあったヒストリーを
語っていこうと思います。